ハロウィンといえば!濃厚パンプキンクッキーの本格レシピ
こんにちは!たけまるスイーツラボ管理人のたけまるです。
いよいよ10月に入り、街もすっかりハロウィンムードですね!🦇
今回は、ハロウィンに欠かせない「かぼちゃ」をたっぷり使った、本格的なパンプキンクッキーのレシピをご紹介します。
このクッキーは、形も色もカボチャ尽くし!
前回投稿した「裏ごしカボチャ」に加え、北海道産パンプキンパウダーも贅沢に使うことで、まるで本物のカボチャのような鮮やかな色味と、濃厚な風味が楽しめる一品に仕上がりました。
「本格的」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、いくつかの「大切なコツ」さえ守れば、サクホロで絶品なクッキーが必ず作れます。
ぜひ今年のハロウィンは、このレシピでお菓子作りを楽しんでみてください!

【準備】本格パンプキンクッキーの材料と下準備
バター | 100g | |
砂糖 | 70g | |
全卵 | 1個 | |
裏ごしカボチャ | 30g | ※別記事参照 |
薄力粉 | 180g | ※特宝笠 異人館 |
パンプキンパウダー | 10g |
<たけまる’s Point>
クッキー作りの王道は「エクリチュール」ですが、今回は「ふわしっとり」食感も加えたかったので、いつもケーキ作りに使用している「特宝笠 異人館」を採用しました。


【失敗しないための下準備】
- バター:1cm角に切り、常温に戻してラップを外します。(指で押すと跡が残るくらい)
- 全卵:割ってしっかりと混ぜておきます。
- 粉類:薄力粉とパンプキンパウダーは一緒にふるっておくことで、均一に混ざります。
- 室温管理:理想は25℃以下。夏場は冷房を、冬場は暖房の効かせ過ぎに注意し、作業しやすい室温に調整しましょう。



【作り方】サクホロ食感を生み出す生地の工程
- バターを練る:クリーム状に練ったバターに塩と砂糖を入れ、白っぽくなるまで混ぜます。
- 卵を乳化させる:1のボウルに溶いた卵を5~6回に分けて入れ、その都度、バターと卵が完全に滑らかなクリーム状になるまでしっかり混ぜ、乳化させます。
- カボチャを加える:バターと卵が混ざったら、裏ごしカボチャを入れて混ぜます。
- 粉類を混ぜる:ふるった粉類を一度に加え、ゴムベラで切るように、底から返すように混ぜます。
- 生地を休ませる:生地がきれいに混ざり合ったら、ラップに取り出し、薄く平らに伸ばして冷蔵庫で寝かせます。
【最重要】クッキー作りで絶対に守るべき3つのコツ
美味しいクッキー作りの鍵は、「工程を丁寧に踏むこと」にあります。特にこの3つのポイントを意識するだけで、仕上がりが格段に良くなります。
コツ1:バターと卵は「しっかり乳化」させる!
クッキー生地がボソボソになる最大の原因の一つが、この「乳化不足」です。
- バターは必ずクリーム状になるまで練り、溶き卵は5〜6回に分けて少量ずつ加えましょう。
- 卵を加えるたびに、生地が完全に滑らかなクリーム状になるまでしっかり混ぜるのがコツです。


コツ2. 粉類は「混ぜすぎない」!
小麦粉などの粉類を加えた後は、練ってしまうとグルテンが形成され、硬いクッキーになってしまいます。
- ゴムベラで「切るように」「底から返すように」混ぜ、粉っぽさがギリギリ残るくらいでストップ。カードを使ってさっとまとめ、手のひらの熱で溶けないように手早くラップに包みましょう。


コツ3. 生地は「最低3時間」しっかり休ませる!
作った生地は、冷蔵庫で最低3時間は休ませます。一晩寝かせるとさらに安定します。
- この工程で生地全体が落ち着き、成形しやすくなるだけでなく、粉と水分がしっかり馴染むことでサクホロな食感になります。

【成形と焼成】色と形を完璧にするポイント
カボチャの型抜きと模様付けのコツ
- 成形前:冷やし固めた生地は4つに折って重ね、打ち粉をした台の上で手早く練って、作業しやすい硬さにします。
- 型抜き:生地だけでなく、【型】にも打ち粉をしっかり使いましょう。抜いて持ち上げるときは、型の上から少しつまむように持ち上げると台から離れてくれます。
- 模様付け:カボチャ型のフチを用いて、順番に線を入れていくと、立体感が出ます。


焼きムラを防ぐオーブン操作
家庭用オーブンは、上段と下段で熱の通り方が違うことが多いです。
- 天地返し:焼き始めて残り5分〜7分になったところで、天板の上下を入れ替える(天地返しをする)ことで、全体が均一な焼き色になります。
- オーブンの癖を掴む:ご自宅のオーブンの癖によっては、上下だけでなく前後もひっくり返して入れ替えることで、さらに均一に焼き上がります。我が家のオーブンは上段奥側の火力が強いので…
- 低温でじっくり:予熱170℃から直前に160℃に下げてじっくり焼くことで、カボチャのきれいな黄色をキープできます。

なぜパンプキンパウダーを使うの?(色と風味の秘密)
今回、裏ごしカボチャに加えてパンプキンパウダーを使用したのには理由があります。
- 究極の色味: 裏ごしカボチャだけでは水分が多くなりすぎたり、色が薄くなりがちですが、パウダーを加えることで鮮やかで濃いカボチャ色が実現します。
- 風味の増強: カボチャ本来の甘みと香りを、パウダーがさらに引き立ててくれます。


おわりに
いかがでしたか?
パンプキンクッキーは、見た目も可愛く、本格的な味わいで、きっと喜ばれること間違いなしです!
ハロウィンのお菓子作りに挑戦したい方は、ぜひこのレシピと3つの最重要ポイントを参考にしてくださいね。
この記事に関する質問や感想があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
次回の投稿もお楽しみに!
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