こんにちは!「たけまるスイーツラボ」管理人のたけまるです。
前回の記事でご紹介した濃厚カスタードクリーム。しっかりと「炊き上げ」ていただけましたか? あのリッチなカスタードに、今回は生クリームを合わせることで、さらに軽やかで奥深い味わいの「絶品クリーム(ディプロマットクリーム)」を作り上げましょう!
このクリームは、シュークリームやロールケーキ、タルトなど、様々なお菓子に使える万能クリームです。

準備:前回のカスタードを最高に仕上げる
今回の主役は、もちろん前回の記事で作り上げたカスタードです。
まだご覧になっていない方は、先にこちらで濃厚カスタードのコツをチェックしてくださいね。
冷蔵庫でしっかり冷やし、バットから「ぺろん」と剥がれ落ちる状態であれば、準備万端です!
1.配合の黄金比は「カスタード2:生クリーム1」
濃厚さと軽やかさのバランスが最もとれる黄金比は「カスタード2」に対し、「生クリーム1」です。
例えば、ロールケーキのクリームとして使う場合、
| 材料 | 分量 | 備考 |
| よく炊いたカスタード | 50g | |
| 泡立てた生クリーム | 25g | 砂糖入り |
| 完成量 | 75g |
この比率を覚えておけば、失敗なく最高のディプロマットクリームが作れます。


2.生クリームの最適な甘さと立て方
生クリームの準備にもコツがあります。
砂糖のベストな配合は「7%」
生クリーム本来の風味を活かしつつ、カスタードの甘さと調和する砂糖の配合は、生クリームに対し「7%」が目安です。
- 生クリーム 100ml なら、砂糖は 7g。
- 生クリーム 200ml なら、砂糖は 14g。
3.失敗しない!カスタードと生クリームを合わせるコツ
コツ1:カスタードをクリーム状に「練る」
冷やしたカスタードは、そのままでは硬いです。必ずボウルに移し、ゴムベラ(またはホイッパー)でなめらかなクリーム状になるまでしっかりと練りましょう。 これを怠ると、ダマになったカスタードがそのまま残ってしまいます。

コツ2:生クリームは「少量ずつ」混ぜる
練ったカスタードに、泡立てた生クリームを一度にすべて入れないでください。
- まず、泡立てた生クリームの1/3量をカスタードに加え、ホイッパーでしっかりと混ぜて馴染ませます。ここでは少し大胆に混ぜても大丈夫です。
- 残りの生クリームは2回に分けて加え、ゴムベラに持ち替えて、底からすくい上げるように、泡を潰さないように優しく混ぜ合わせれば完成です。
この2段階で混ぜることで、ムラなく、ふんわりとした口どけの良い絶品ディプロマットクリームになります。
まとめ
カスタードと生クリームの「2:1」の黄金比と、混ぜ合わせる際の「練る」「少量ずつ混ぜる」というひと手間を加えるだけで、お菓子屋さんのような本格的なクリームに仕上がります。
ぜひ、このディプロマットクリームをあなたのロールケーキやシュークリームに活用してみてください!





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